ハーレーがバッテリー上がりを起こす理由や予防の方法
ハーレーに関するトラブルは様々ですが、中でもバッテリー上がりは走行性能を著しく低下させるので注意が必要です。ハーレーのバッテリーは走行中に充電される仕組みなので、頻繁に走行している状態ならバッテリー上がりの心配はほとんどありません。もちろん、経年劣化による充電機能の低下がバッテリー上がりを引き起こすことがありますが、バッテリーの寿命を考慮して定期的に好感を行うことでトラブルを防ぐことはできます。しかし、新しく交換して日数が経過していないにも関わらず、バッテリー上がりを起こしてしまうケースは珍しくありません。これはハーレーを長期間しなかったことで起こる放電が主な原因と言えます。
ハーレー用に限らず、バッテリーはそのまま放置していると少しずつ放電します。ハーレーにはエンジンスターターやライト、ウインカーなど様々な装置が繋がっているので、そこから少しずつ放電が起こっているのです。また、ケーブルをすべて外したとしてもバッテリーの端子から自己放電を行うのは避けようがありません。長く運転しないことで充電の機会が無く、そのために放電だけが続いてしまい、遂には完全にバッテリー上がりの状態になってしまいます。こうなると交換したばかりの新品同様なバッテリーでも性能が著しく低下するので、走行性能を改善させるには新しいバッテリーに交換する以外の方法はありません。余計な出費になるので、バッテリー上がりを起こさない工夫が求められます。
運転しない間のバッテリー上がりを防ぐには定期的な充電がもっとも効果的な対処法です。ハーレー純正の充電器ならバッテリーの容量に合わせた充電ができるので、安全に車両の性能を良好に保つことができます。路面が凍結してハーレーを走らせることができない冬季はバッテリー上がりが起きやすいので、愛車を長持ちさせるためにもバッテリーへの充電は欠かせないと言えるでしょう。