ハーレーならではの故障の詳細や愛車の扱い方とは

ハーレーは武骨なデザインの大型バイクですが、パワフルな走行性能から長く乗り続けても故障しにくいイメージがあります。実際にハーレーのパーツは頑丈な作りの物が多く、ハーレーの本場であるアメリカではメンテナンスフリーというイメージが定着しているのも事実です。しかしいくら頑丈な作りであってもまったく故障しないわけではありません。ハーレーならではの原因で故障するケースがあるので十分に注意する必要があります。ハーレーが故障する原因の多くはメンテナンスフリーというイメージが関係しています。他のバイクならこまめにパーツのチェックや消耗品の交換、補充を行いますが、ハーレーなら頑丈だから平気だろうと思って放置してしまうのです。

その結果、走行に支障が及ぶほどの大きなトラブルに見舞われてしまいます。バッテリーあがりやライト切れなど、すぐに分かるトラブルなら新品のパーツと交換することで解決するので難しくありません。しかしオイル漏れやブレーキ性能の低下など、初期のうちは気づきにくいトラブルほど重大な事故に繋がりやすいので注意する必要があります。ハーレーは荒れ地でも走行性能がほとんど低下しないので、あえて未舗装の路面を走る人は少なくありません。しかし荒れ地を走ることによって砂利などの固い異物がパーツを傷つけたり、すき間に入り込んでしまいます。そのため、オイル漏れやブレーキ性能の低下といったトラブルが起きてしまうのです。

ハーレーならではの故障はその多くが日頃の扱い方に問題があることで起こります。丁寧に扱うと共にメンテナンスもこまめに行うことで故障の多くは未然に防ぐことが可能です。ワイルドな雰囲気を堪能できるのがハーレーの魅力ですが、愛車の状態を良好に保つことで初めて安心して楽しく乗りこなすことができるでしょう。